
2分で分る【バイアグラの正しい使用方法】効果を倍増させる3つのコツ
ED治療薬として開発されて以来、効果が高いと人気の精力剤サプリメント、バイアグラ。ただし、正しい使い方をしないと事故例のような惨事を招いてしまうことに…。ここでは、バイアグラの正しい使い方を改めてまとめてみていきます。
目次
- 効果的で安全な服用の仕方を知りたい
- 記載されている服用方法
- 【効果を高める服用方法1】食前に服用する
- 【効果を高める服用方法2】水または白湯でのむ
- 【効果を高める服用方法3】少量から使用する
- よくあるバイアグラが効かない理由BEST4
- 【要確認】副作用について
- 効果・副作用・服用方法まとめ
- 正しく服用することが効果・安全性を高める
効果的で安全な服用の仕方を知りたい

バイアグラは正しい使用方法をすることで、安全な効果を感じられるものです。ED治療薬として海外をはじめ、日本でも定番の精力剤のひとつとなっていますが、効果が高いという声が多い一方で使い方を間違ってしまったために大惨事になってしまった事例も報告されています。そのために、使うのをためらっているという人もいるのでは?でもご安心を!バイアグラは容量や使用方法を守れば安全に使える製薬です。今回は、バイアグラの正しい使い方を詳しくまとめました。初めて使う人も、使ったことがあるという人も今一度改めて確認しておきましょう。
記載されている服用方法
バイアグラの製品には、正しい服用方法が明記されています。ここで再度確認していきましょう。
行為の約1時間前に使用すること
まずバイアグラを服用するタイミングについて、性行為の1時間前とされています。これは服用から1時間後が最も効果が高くなるからですね。1時間経つと次第に効果は減少を始めますので、時間を見計らって飲むのが有効です。
1日1回、24時間空けること
日本国内で発売されているバイアグラは原則として、1日1錠と決められています。一度服用したら24時間以上あけてから新しく服用するようにしなければなりません。バイアグラ自体の効果が持続するのは3〜4時間と言われており、その後は尿などで体外に排出されてしまいますが、頻繁に服用してしまうと心臓に負担がかかり体に影響が及ぶ可能性がでてきます。毎日使っても問題はありませんが、24時間は最低でも空けるように気をつけましょう。
【効果を高める服用方法1】食前に服用する
バイアグラが最も効果が高くなるのは、食前の服用だとされています。それは有効成分が体内に吸収されやすくなるからです。服用後に食事をしてもバイアグラの効果には影響はないようですが、狙ったタイミングで力を発揮させるためには食前に飲むことが重要となります。
食事が吸収を阻害してしまう
バイアグラは有効成分のシルデナフィルが血液に成分が入ることで効果が得られるしくみになっています。そのため食後に飲むと、食事の分解吸収作用が行われることによって、バイアグラ自体の吸収率が下がってしまい、せっかくの効果が発揮されにくくなってしまいます。そのため、食後の服用はバイアグラが効き始めるタイミングが遅くなる、効果が体感できないといった報告もあるようです。
食前20分前には服用しよう
バイアグラを服用するには、胃の中に食べ物がない空腹時に飲むのが効果的で、食前20分前には服用するようにしましょう。そうすることで、成分のほとんどが体内に吸収されます。よって、食事の吸収もバイアグラの吸収も妨げることなくスムーズに行わますよ。
どうしても食事を摂る場合は…
食前に飲むのがおすすめではありますが、どうしても摂れないという時もあるでしょう。もし食後に服用しなければならない場合は、2時間ほど時間を空けるようにします。これくらい時間があれば食べたものの分解吸収が終わっているため、問題なく成分を吸収することができるのです。また、食事には中華料理やジャンクフードなど油ものは避けるようにしましょう。油分が胃腸の中に残りやすく、バイアグラの吸収を妨げやすくなります。消化の良い食事を腹7分目ほどに楽しむのが無難だと言えますね。
【効果を高める服用方法2】水または白湯でのむ
バイアグラ効果を高めるためには、飲む時に水や白湯を使うこともポイントとなります。
水・白湯が良い理由
バイアグラを服用する際には、水や白湯(お湯)で飲むようにしましょう。基本的には通常の服用薬と同じように扱うのが正しいとされていますし、錠剤の場合がほとんどなので噛み砕かない限りは口の中で味がすることはほぼありません。水が無い場合には、お茶や清涼飲料水、アルコールでも問題はありません。
避けたほうが良い飲み物
油分の多い牛乳や豆乳などでバイアグラを服用することは避けた方が無難でしょう。というのも、食べ物や飲みものに油分が含まれていると、内蔵に膜を作り吸収を阻害してしまうため、結果として吸収率が下がってしまうためです。
少量のアルコールは効果を高める!?
アルコールでの摂取は問題がないと先に述べましたが、むしろほどよいアルコールの摂取はバイアグラの効果を高めるとも言われています。アルコール自体に緊張をほどき精神をリラックスさせる精神安定作用があるので、体内で吸収されたバイアグラの効き目をより引き出してくれる場合があるのです。ただし、大量にお酒を飲みすぎてしまっては逆効果となり、勃起しにくくなることもありますので注意しましょう。もちろん、お酒は個人に強い弱いの差がありますので一概には言い切れませんが、目安としてはビールをグラス1杯、ワイングラス1杯前後となります。
喉が乾いていると更に吸収率アップ
事前に喉が乾いているタイミングでバイアグラを服用すると更に吸収率が上がるとされています。喉が乾いていると体内が水分を欲している上体なので、そこに水と同時にバイアグラが入っていくことで水と一緒にバイアグラの成分が吸収されやすくなるのです。適度に水分がほしい状態に狙って飲むのもおすすめですよ。
【効果を高める服用方法3】少量から使用する
特にバイアグラを使用したことがない初心者は、はじめは容量に構わず少量から使用することをおすすめします。これは、バイアグラ自体の効果を高めることにも繋がりますよ。
少量から服用する
バイアグラを服用した際、どのくらい服用すれば効果が体感できるかは個人差があるものです。さらに、その日の体調によっても効果の体感は左右します。初心者や未経験者はもちろん、慣れている人でもいきなり定量を使い始めるのではなく、まずは少量から試してみる、という気持ちで使い始めることが大切です。また、少量ずつ使っていくことはバイアグラ購入代を節約することにも繋がります。
効きすぎる場合半分を使用するのもあり
決められた量を服用して体感がありすぎるという場合には、服用する量を半分ほどに減らして使ってみてください。錠剤を上手に真っ二つにするのはなかなか難しいですが、ピルカッターという道具を使えばキレイに簡単に半分にできますよ。もし割線が入っている錠剤であればハサミやカッターでもうまくカットしやすいでしょう。
よくあるバイアグラが効かない理由BEST4
では、バイアグラの体感がなかなか得られない時には、どのような理由があるのでしょうか?よくある原因の4つを見ていきます。
【第1位】食事による影響の場合
最も多いバイアグラが効かない理由は、食事の影響です。先にも述べましたのでおさらいとしてまとめますが、バイアグラの効果を最大に得られるのは、食前に服用した場合。食後だと2時間以上空けないと体内への吸収率が下がってしまいます。効果を得られないと感じたときには、食事をした後に飲んでいなかったか、食事の内容は油ものが多くなかったか、などを思い出してみると原因がわかるでしょう。
【第2位】精神的な理由の場合
メンタル的にストレスや問題があり性欲や精力が減退している、という場合にはバイアグラが効かないことがあります。というのも、バイアグラは勃起を助けるものであって、精力増強剤としての効果は期待できないからです。性的な興奮自体を起こさせるような作用はありませんので、勘違いして使わないようにしましょう。もし精神的な理由からEDであると疑われる場合には、クリニックなどで相談してみるのがおすすめです。
【第3位】肉体の老化・神経に問題がある場合
年齢による肉体、神経など全身の衰えがあると、バイアグラの効果が半減してしまうといわれています。多いのは、60歳以上の男性で、服用したものの勃起力自体が相当弱くなっているために、バイアグラの効力が及ばなくなってしまうのです。そのほか、体の神経伝達機能が老衰したり損傷したりしている場合にも、効果的ではなくなりやすいですね。
【第4位】血管の機能に問題がある場合
体にそもそも症状や病気、怪我がある場合は、バイアグラを服用しても効果が得られにくくなります。バイアグラとは血管を広げることで血龍を増やし、勃起をサポートする作用がありますが、血管自体に問題があると当然ながら効果は感じられにくいのですね。







【要確認】副作用について
効果のあるバイアグラには、当然ながら多少の副作用も認められています。恐いと思われるかもしれませんが、先に確認しておくことで副作用を防ぐことになります。
一般的におこる副作用
一般的に見られる副作用には次のようなものがあります。
顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸、光に敏感になる(色覚変化)、鼻づまり、鼻血、消化不良
こうした症状の原因としてはバイアグラを服用したことによる血流促進、あるいは血圧低下があげられます。バイアグラの血行促進固化は全身に及ぶからですね。ほとんどが一時的な症状で、ほとんどの人に見られるとも言われています。こうした軽い症状は通常は服用から4〜6時間内に治まります。
稀に起こる副作用
報告数は少ないものの、稀に起こるバイアグラの副作用としては、
突発性難聴の発症、狭心症の症状の発症、不整脈、持続性勃起症
などがあげられます。突発性難聴の場合は、突然に耳が聞こえにくくなる症状のことで、ぐるぐるするめまいを併発する人もいるそうです。持続性勃起症はバイアグラの有効時間とされている6時間を越えても、勃起の状態が続くと疑われます。これは陰茎の動脈が破れてしまったことで血液が海綿体に吸収されることで発症します。1日以上続いてしまうと勃起障害として残る可能性がありますので、長時間勃起したまま改善されないというときには医師に診てもらうようにしてください。
服用ができない人
バイアグラの服用ができないとされている人は次のような条件に当てはまる人です。
バイアグラの服用を避けたほうがよい人
- 脳梗塞、心筋梗塞といった心臓病を発症したことがある、治療中
- 腎不全を経験した
- 重度の肝機能障害を持っている
- 血圧が90/50mmHg以下と極端に低い
- 高血圧だが対策をしていない場合(安静時収縮期血圧は170mmHg以上、あるいは安静時拡張期血圧が100mmHg以上)
- 持病があり、常用している薬などにより医師に服用を止められている場合
このような状態がある人は、体の状態を更に悪化させる可能性があるためバイアグラが服用できないことになっています。自己判断による使用は避けましょう。自分が当てはまるかどうか不安な場合は、医師に相談してみることをおすすめします。
併用禁忌薬は絶対に守る
バイアグラとの併用が禁止されている併用禁忌薬も確認しておきましょう。該当する薬は多数ありますが、代表的なものは次の薬です。
- 硝酸剤(注射、飲み薬、吸入、目薬、貼り薬など)
- 抗不整脈薬(塩酸アミオダロン)
これらは絶対にバイアグラと併用ができない薬です。飲み薬意外にもありますので注意してください。また、狭心症治療に用いられている薬でニトログリセリンがありますが、併用すると血圧の低下が著しくなるので命の危険もでてきます。
副作用が強い時の処置方法
もしバイアグラの副作用として、頭痛が長引いたり強く出たりする場合には頭痛薬を利用しましょう。おすすめは抗炎症作用が含まれるロキソニン系の薬です。服用すると20分くらいで効果が表れます。ただし、ロキソニンは胃粘膜を傷つける可能性があるため、空腹ではない時に飲むのが良いでしょう。胃腸が弱い人は胃薬と共に服用してください。そのほか、イブA錠、バファリンAも頭痛を鎮静させるのに使えます。
頭痛薬の服用方法
- 服用20分ほどで効果が見られ、4〜5時間は効果が持続します。
- 続けて飲む場合は最低でも4時間は空けてください。
- 1日の服用量を守って使いましょう。
更に痛みが続くようであれば、服用をやめて医師に相談するようにしましょう。安静にしておかないと頭痛が悪化する恐れがありますので、電話で状態を説明してアドバイスを仰ぐのが良いですね。
緊急搬送された場合
バイアグラを使って性行為を行った際に、心臓発作を起こして緊急搬送される可能性もゼロではありません。もしそうなった場合は、担当の医師にバイアグラを服用した旨を必ず伝えてください。バイアグラの服用があるかないかで、その後に使用する薬剤が異なってくるからです。それから、あらかじめバイアグラを使用していることはパートナーに知らせておくことも大切です。万が一知らずに緊急搬送されて治療が異なった、なんてことになれば大変です。
効果・副作用・服用方法まとめ
ここまで述べてきたバイアグラの正しい使い方を改めて表にまとめてみていきましょう。
バイアグラ効果・副作用・服用方法まとめ | |
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服用方法 | 性行為の1時間ほど前、食前20分以上前に水または白湯で飲む |
持続効果時間 | 服用してから3〜4時間 |
1番効果の高い時間 | 服用から1時間後が最大 |
副作用 | 顔のほてり、目の充血、頭痛、動悸、光に敏感になる(色覚変化)、鼻づまり、鼻血、消化不良が一般的。 まれに、突発性難聴の発症、狭心症の症状の発症、不整脈、持続性勃起症も。 |
服用できない人 |
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効果が効きにくいタイプ |
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併用できない禁忌薬 |
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正しく服用することが効果・安全性を高める
ED治療薬として誕生したバイアグラは、今では勃起促進剤として幅広く利用されていますが、正しい使い方を知らずに使っているという人も少なくないでしょう。バイアグラは服用してから1時間後が最も効き目が高く、3〜4時間は効果が持続します。水か白湯で、食前20分ほどのタイミングで飲むようにし、食後はNGです。副作用として頭痛や目の充血、ほてり、動悸などが見られるかもしれません。頭痛が長引く場合には頭痛を使用し、それでも収まらないときには医師に相談してください。食事との服用や、精神的な問題、体力や老化による状態、病気などの場合にはバイアグラの効果が出にくくなりやすいです。なお硝酸剤、塩酸アミオダロンはバイアグラとの併用が禁止されていますので、絶対に辞めましょうね。バイアグラは使い方を間違うと効果を得られにくくもったいないだけでなく、最悪は命の危険に繋がりますので、安全性を高めるためにも正しい使い方のポイントはしっかりと抑えておきましょう。