
【ヨヒンビンの入手方法】販売場所の制約?必要な手続きって何?
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ヨヒンビンの入手方法は限られています。ED治療薬や勃起改善薬としてヨヒンビンが気になっているあなた、これを見れば詳しい入手方法やメリット・デメリット、成分内容に至るまですべて解決します。購入難易度が高いうえにリスク高めの成分なんです。
目次
- 「劇薬」ヨヒンビンって購入できる?
- 入手方法は2つ
- 薬局で購入する際のメリット・デメリット
- ネット通販で購入する際のメリット・デメリット
- 【基礎知識】そもそもヨヒンビンって一体何?
- 購入は絶対薬剤師のいる薬局で!
「劇薬」ヨヒンビンって購入できる?


さとみ
ダイちゃーん!ヨヒンビン買ってくるからお金ちょうだい!

ダイちゃん
突然何!?ってか、俺EDじゃないし…。何で買ってみようと思ったわけ?それに、ヨヒンビンは劇薬指定されてるからさとみは日本の薬局では買えないぞ。日本のヨヒンビン配合薬は、多くの場合「女性は使ってはダメ」となってるし、そもそも劇薬は購入者本人しか使えないからな。残念だが諦めろ。

さとみ
ええー!ダイちゃんに飲ませたらどうなるか試したかったのに!じゃあダイちゃんが「欲しいなー」ってなったらどうやって買うの?

ダイちゃん
俺で実験するなよ(+o+)劇薬は購入者本人以外に譲渡したら違法だぞ。さとみあぶないな。もし俺本人が使いたくなったら?そうだな、今日はヨヒンビンの購入方法について確認してみようか。
入手方法は2つ
ヨヒンビン配合薬の購入方法は主に2つあります。ちなみにヨヒンビンは成分名で、「ヨヒンビン」と言う薬が売っているわけではありません。日本では現在大東製薬工業の「ガラナポーン」、日本薬品の「ハンビロン」(大東製薬工業)、松田薬品工業の「ストルピンMカプセル」があります。
薬剤師のいる薬局で購入
まずは日本のヨヒンビン配合薬を購入する場合です。これはヨヒンビン配合薬取扱店で(どこの薬局にも置いてあるわけではありません)、さらに薬剤師さんがいる場合しか購入できません。薬機法(旧薬事法)で、「要指導医薬品」に指定されており、薬剤師さんの指導なく購入することができないのです。また劇薬なので、「劇薬譲受書」に署名・捺印する必要があります。 一般的なED治療薬がクリニックなどで署名や捺印なく簡単に購入できることからすれば、やや購入難易度が高いと言えるでしょう。ED治療はこっそりとやりたい方が多い中、薬剤師と対面して使用目的を聞かれ、署名捺印も必要と言うのは正直「面倒」とも言えますが、そうしなければならない理由はやはり劇薬だからなのです。ネットの通販購入
もう一つの購入方法はネット通販での購入です。ただし日本の薬品を通販では購入できないので、海外の薬品を海外から個人輸入して入手する必要があります。日本で薬剤師さんから購入することに比べればハードルは下がりますが、副作用があった場合何の保証もありません。このあたりについては後ほどしっかりチェックしましょう。
さとみ
ふーん、ヨヒンビンって結構面倒くさいね!奥さんが旦那さんに使わせようとして、こっそり買ってくるとかできないじゃん。

ダイちゃん
コラコラ、本人に無断でやっちゃダメだろ(+o+)ヨヒンビンはそれだけ身体に対する作用が強いから、注意して飲まなきゃいけない薬ってことだな。それじゃ次は、それぞれの入手方法のメリット、デメリットを見ていこう。
薬局で購入する際のメリット・デメリット
ではまず、日本のヨヒンビン配合薬を薬局で購入する場合のメリット・デメリットです。ちなみに、海外のヨヒンビン配合薬を日本の薬局で購入することはできません。また、ヨヒンビン配合薬は処方薬ではないのでクリニックや病院で購入することもできません。
メリット
ヨヒンビンを初めて使う方は、不安もあるでしょう。薬局では必ず薬剤師さんから説明を受けて購入する必要があるため、その時疑問や質問を薬剤師さんに確認・相談できます。体調面で不安のある方、副作用に心配のある方はしっかり聞いておくのが良いでしょう。また、正規品に間違いがないので偽物である不安などがありません。デメリット
デメリットとして大きいのは実際に足を運んで買わなければならないことでしょう。忙しい方では欲しいと思っていても薬局が開店している時間になかなかいけず、悩みをなかなか解決できなくなりがちです。また劇薬譲受書に署名・捺印が必要で、使用目的や年齢、住所や職業も書きます。これは薬の悪用防止のため薬機法(旧薬事法)で決められており、記入しないと購入できません。さらにどこのドラッグストアや薬局にも置いてあるわけではないので、事前にネットで調べたり、お店に確認する必要があります。
さとみ
「EDで悩んでます!」ってことをはっきり伝えないといけないから、恥ずかしさがある半面、一度伝えてしまえば不安や悩みを薬剤師さんに相談できるってのがポイントね。入手方法としては一番安心だし、私なら薬剤師さんを指名して毎回その人から買いたいな。

ダイちゃん
薬局によっては薬剤師さんが一人しか在籍していないところもあるよ。女性は避けたいってときはチェックしておこう。また、最近ではかかりつけの医師ならぬ「かかりつけ薬剤師」に取り組んでいる薬局もある。薬剤師さんを指名したいときは覚えておくといいんじゃないかな。

さとみ
ちなみにダイちゃん、薬局ってドラッグストアと何が違うの?

ダイちゃん
薬局は薬剤師さんが常駐していて、調剤室も併設されていて医療用薬品が取り扱えるものをいうんだ。対してドラッグストアは薬剤師さんは常駐しているわけでは無かったり、調剤室もないところもある。ただ最近では「なんでもできるドラッグストア」も増えていて、調剤室があったり薬剤師さんも常駐しているところもあり、行きつけのドラッグストアはどちらに当たるか知っておいてもいいかもね。
メリット | デメリット |
---|---|
薬剤師さんに相談できる | 対面して買うのが恥ずかしい |
正規品を買える | |
実店舗があって安心 | 足を運んで買う必要がある |
そのお店で買った記録が残り安心 | 劇薬譲受書に署名・捺印が必要 |
ネット通販で購入する際のメリット・デメリット
次に、インターネットを用いて海外通販から個人輸入で購入する際のメリット・デメリットを確認しましょう。先ほどとは逆になりますが、ネット通販で日本のヨヒンビン配合薬は購入できないことも注意しましょう。メリット
ネット通販での大きなメリットと言えば、自宅や移動中にクリック一つで簡単に購入できる点でしょう。24時間いつでも購入できますから、時間を気にせず買うことができます。また他人の目が気になる方や、事前に薬の詳しい情報を知っておきたい方もネットならば薬の成分が事細かに載っていることがほとんどなので助かりますね。逆に言えば成分が一部しか載っていないようなネット通販で買うのはリスクが高いです。デメリット
海外通販でのデメリットは、正直なところかなり多く見られます。まずは個人情報が海外に流れる可能性があるということです。これはたとえ日本の個人輸入代行業者を使っても、海外から送られてくる商品なので自分の名前や住所は海外へ伝えられます。多くの場合悪用されることはありませんが、可能性はゼロではありません。 さらに医薬品副作用被害救済制度の対象外である点。個人輸入で海外の薬を使った場合、すべては自己責任です。例えそれがとんでもない偽物で重篤な副作用や事故が起きても、医薬品副作用被害救済制度を使うことはできず、また個人輸入代行業者は販売店ではなく輸入代行をしているだけなので責任の追及ができないのです。 そして最も大きいデメリットは偽造品の可能性。信頼できる輸入代行業者で購入したとしても、どこで偽物が混じってくるかわかりません。本物を製造している会社でも偽物に対する対応策として定期的にパッケージを変えるなどで手を打っているようですが、そのようないたちごっこが実際に行われているのです。
さとみ
海外通販ならさとみでも手に入るかなって思ったけど、偽物とか超怖いじゃん…。やっぱり安心・安全に買うなら入手方法に選びたいのは薬局だね。

ダイちゃん
待て待て、個人輸入で手に入れたものでも、他人に譲渡したらダメだぞ。他人に渡した時点でお金をもらっていなくても事業扱いになり、違法なんだ。

さとみ
ええ~?結局、本人が買うしかないってことなんだね。ヨヒンビンって気難しいやつ…。
メリット | デメリット |
---|---|
いつでも買える | 個人情報が海外に流れる可能性がある |
成分を事前にチェックできる | 偽造品の可能性もある |
他人の目を気にせず買える | 対面で相談して買うことができない |
医薬品副作用被害救済制度の対象外 |
【基礎知識】そもそもヨヒンビンって一体何?

さとみ
ダイちゃんダイちゃん!私超大事なことに気づいた!ヨヒンビンってそもそも何!?

ダイちゃん
えええ~。すっげーいまさらじゃない?でも確かに、EDにいいってことと劇薬でちょっと扱いにくいってことはわかってるけど、「じゃあヨヒンビンって何」って言うのはわかんないかもな。よし、ついでにヨヒンビンが何か?ってことについても見ていこう。
アカネ科植物ヨヒンベの成分
ヨヒンビンとは、ヨヒンベと呼ばれる木の皮にある成分です。古くから中央アフリカの原住民の間では、煮出してお茶にしたりそのままかじったりして精力剤として使われていたそうです。もちろん日本のヨヒンビン配合薬に使われているものはヨヒンベからとれるエキスの不純物などを取り除き精製した「ヨヒンビン」が使われています。