ベルタミン効果なし！？口コミ評判からわかった怪しいサプリ

ペニス増大サプリ「ベルタミン」を徹底調査

 

 

 昨今、ネットで話題となっているペニス増大サプリのベルタミンについて、口コミの評価、開発・販売会社や公式ホームページ情報の信頼性などを徹底調査していきます。

ペニス増大サプリ「ベルタミン」

ベルタミンは、成分質・製法において配合技術のアップにより、厳選された60種類の成分を錠剤3粒（服用1回分）に閉じ込めたペニス増大サプリです。

広告で発表されている効果としては、ペニス全長増大値が平均7.8cmアップ、ペニス周囲増大値が平均6.9cmアップとされており、また愛用者は世界1260万人、ベルタミン成功率99.2％との記載もあります。

成分には、トナカイの角や海馬、豚の睾丸など精力増強に効果が期待される動物系のものと、トンカットアリなど精力とともに健康力を増強させる植物系のもの、そして神経作用やホルモン強化のためにシトルリンやアルギニンなどのアミノ酸、健康維持のためのビタミン、ミネラルなどが含まれています。

広告で説明されている効果プロセスによると、まずペニス内細胞組織を活性化させることで、細胞分裂を促します。イメージ画像では、ベルタミン飲用後、ペニス内細胞組織が急激に増加している様子が描かれています。

次に、血液をさらさらにしてペニス組織内の血管を流れやすくすると同時に、心肺機能を活性化させることで、血流総量を増加させます。ベニタリンには、血液を高い抗酸化性を持つように変化させる効果があり、それによって血液をさらさらにし、ペニス組織内に流れる血液の量を増やすというものです。

さらには、脳内ホルモンの分泌をコントロールすることにより、ペニス内細胞組織の細胞分裂を促進させます。広告には、「ヘイフリック限界」というものを超えることで、海綿体組織細胞を増殖させるとの効果が書かれています。

ヘイフリック限界とは、細胞の分裂回数の限界を意味する用語です。人間の細胞は、ある固有な分裂回数を過ぎると細胞分裂を停止します。諸説あるようですが、人間のヘイフリック限界は50で、それによると最大寿命が約120年という計算結果が出るようです。

ベニタリンには、このヘイフリック限界を超えて、海綿体の組織細胞を「無限増殖」させる効果があると説明されています。

ベルタミン　公式サイト

調べてわかった3つの怪しい…

 ベニタリンの広告や公式販売サイトに記載されている情報について見てきましたが、調べていくほどに、どこか怪しい気配を感じることが多くなってきました。ここではベニタリンについて、とくに気になった3つの怪しい項目について見ていきたいと思います。

①広告の効果が怪しい…

 まずは、ベニタリンの広告で説明されている情報について見ていきます。

 広告で示されている数値について

広告では、前述したように、ペニス全長増大値が平均7.8cmアップ、ペニス周囲増大値が平均6.9cmアップとされています。このように効果を数値で表して宣伝することに関しては、薬事法により厳しい制限があります。広告を読む限りにおいては、どのようにこの数値を導き出したのか不明です。「平均」の増大値とありますが、ではどのくらいの人数に対して、どのような実験・検査を行い、その「平均」の値が出されたのかについては、まったく記載がありません。

そのかわりに、愛用者は世界に1260万人いること、ベルタミン成功率が99.2％であること、ペニス増大を実感するまでに最短で3日であることなどが併記されています。これらの数値においても、客観的事実とはいえず、明確な根拠も示されておりません。

したがって、広告に用いられたこれらの数値は、消費者の購買意欲を高めるための過剰な宣伝であると判断される可能性があります。

インターネット上の商品広告には、その効果などを過剰に宣伝したものが少なくありません。そして、それらの規制や取り締まりはまだまだ進んでいないのが現状です。しかし、体の中に入れるサプリなどの商品については、消費者も慎重になってなり過ぎるということはないでしょう。

一見して明確な根拠が示されていないと思える宣伝については、怪しいと思わざるをえません。

広告で示されている効果の説明について

サイト上の広告を頭から読んでいった時に、「これはちょっとおかしいのではないか」と思わざるを得なかったことが2カ所ありました。

1つは、前述したヘイフリック限界の説明です。広告では、脳内ホルモンの分泌を制御することで、ヘイフリック限界を超えるとのことですが、サプリを服用しただけで、もともと人間の細胞において科学的に実証されているヘイフリック限界を超えられるはずがありません。人間の細胞はヘイフリック限界となると増殖を停止するのです。

広告には、ペニスの細胞を「無限増殖」させるとの記載もあります。何度も繰り返しますが、人間の細胞にはヘイフリック限界があるため、無限分裂はできません。もしそれが行えるならば、不老長寿や不死の可能性に関する研究が飛躍的に進歩するでしょう。

ヘイフリック限界という聞き慣れない言葉を使うことで、効果を説明する時には不可欠となる明確な根拠を曖昧にしているのではないかと勘ぐりたくなります。

広告説明で気になった点のもう1つは、ペニス増大をイメージ画像と言葉でまとめている場所に、「IPS細胞化」という言葉があったことです。それは、「（ペニス）増大特化」を促すサイクルについての説明となっており、「血流促進」、「高速増殖」そして、「IPS細胞化」が行われると示しています。

サプリを飲むだけで、IPS細胞化などするわけがありません。IPS細胞化というのは、何か他の意味の言い換えなのかもしれませんが、誇大広告とされても仕方がないように思えます。

②会社情報が無くて怪しい…

ベニタリンの公式販売サイトには、販売業者として「ネクストシーク」という会社が記載されています。会社名で検索をかけてみても、ヒットするのはベニタリンの宣伝用サイトに留まっています。

また、ベニタリンを開発した会社についての記載は見当たりません。唯一、広告において、「ロベルト・フライシャー」というベルタミン開発筆頭責任者の写真とコメントが掲載されています。

愛用者が世界で1260万人いるとのことですが、それほどの規模の愛用者を抱える商品であるにもかかわらず、開発した会社も、販売会社も、会社情報が得られないというのは怪しいといわざるを得ません。

さらには、ロベルト・フライシャー氏のコメントには、「ペニス増大法として再生医療を応用する」云々が記載されています。再生医療とは、IPS細胞を使った最先端医療で、日本においてはやっと部分的に臨床実験が始められた段階です。

ロベルト・フライシャー氏のいう「再生医療を応用」がどの程度の「応用」なのかわかりませんが、そのような方法を使った上で、明らかな効果が出ているのならば、ロベルト・フライシャー氏はもっと有名な研究者として、検索結果に出てきても良いように思えます。それにもかかわらず、氏の名前をカタカナとアルファベットで検索しても、一向に情報が得られませんでした。

③カード払いに対応していないのが怪しい…

ベルタミンの購入には、クレジットカードでの支払いができません。代金引換か現金書留での支払いとなっています。

販売会社がクレジットカードでの支払いを可能とするためには、そのカードを発行している銀行などの審査を通る必要があります。そのため、クレジットカードでの支払いが行えるというのは、その販売会社にとって信用度を高める方法となり得ます。

ベルタミンの公式ホームページにおける販売会社であるネクストシークが、クレジットカード支払いに対応していないというのは、消費者の信頼を損ねる一因となるかもしれません。

ネットの口コミ評判をチェック

 

 ネットの口コミ評判では、まったく効果がなかった人から、数ヶ月飲み続けることで効果を実感できた人までさまざまでした。すべてのサプリがそうであるように、ベニタリンの効果にも個人差があるようです。

気になったのは、注文していないのに代金引換で商品が送られてきたといった口コミが数件あったことです。注文を受けてから配送するまでの体制が、しっかりとできあがっていないのかもしれません。

本当に効果的なサプリのおすすめ

ペニトリンMAX

ここで、自社の独自調査により効果があると考えられる商品をおすすめします。それは、「ペニトリンMAX」というペニス増大サプリです。ペニトリンMAXをおすすめするポイントは、まず成分と効果が明確で、商品広告においてもその説明に怪しいところが見られないことです。

ペニトリンMAXの主成分は、L-アルギニン、L-シトルリン、トンカットアリなど、ペニス増大に効果があるとされている三大成分が含まれています。

L-アルギニンは、成長ホルモンや免疫細胞の活性化に作用するアミノ酸です。肝機能の向上や身体機能の強化などに効果があります。L-シトルリンは、スイカなどに含まれる天然成分。体内で一酸化窒素をつくり出し、血管の拡張および血流促進を促します。トンカットアリは植物性の成分で、体を健康にすると同時に、女性を惹きつける男性ホルモン、テストステロンの分泌を促す効果があります。また、アルギニンの吸収を助けるビタミンB6、精液に多く含まれる亜鉛なども含んでいます。

ペニトリンMAXの広告には、利用者のペニスが平均○cmアップしたなどといった数値による提示がありません。また、聞き慣れない用語などを持ち出してきて、根拠のわからない効果を説明しているところもありません。

特定商取引法に基づく表記にも、会社名の他、運営責任者の名前と、私書箱ではない会社住所とが明記されており、信頼が持てます。また、販売においても、クレジットカードでの支払いに対応しています。

ペニトリンMAXは、60粒入りで、価格は8,200円。1回の服用は1粒となっています。

ペニトリンMAX　公式サイト

今のところおすすめはできない…他のサプリを選ぼう

ペニス増大サプリであるベルタミンについて、自社独自の調査をしてきましたが、今のところは自信を持っておすすめできる商品とはいえないようです。

誇大広告と断じられても仕方がないと思われるような数値による宣伝。それに加えて、「ヘイフリック限界のキャップを超えて」「IPS細胞化」「再生医療を応用」「組織細胞を無限増殖」といった、根拠の希薄な効果や方法について語られているといった点を見ても、その信頼性を疑わざるを得ません。

また、ベルタミンを開発した会社や個人についても、販売会社にしても、信頼に足る十分な情報が得られませんでした。ペニスサイズについて悩みを持っている人は、ベルタミンではない他のサプリを選んだ方が良いように思われます。