
オキシトシンを分泌させて自分も周りもハッピーに!オキシトシンがもたらす「幸せの連鎖」
人は”ふれあいやスキンシップ” をとることでオキシトシンという「幸せホルモン」が分泌されます。オキシトシンが分泌されると愛情が生まれ幸せな気持ちで満たされます。そして周りの人も幸せにしたいと思うように。それはまさに「幸せの連鎖」なのです♪
オキシトシンで世の中が平和になる!?
目次
- オキシトシンで世の中が平和になる!?
- 幸せホルモン・オキシトシンとは
- 万人受けするオキシトシンの効果・作用
- 幸せホルモンの分泌方法は?
- 子供の未来のために…知っておいて欲しいこと
- オキシトシンに関するQ&A
- 愛情を与えることで幸せになれる

毎日イライラしたり、欲求不満で文句ばかり、気分がなんとなく優れない日々が続いている人は、オキシトシンの分泌が足りていないかもしれません。オキシトシンは別名「幸せホルモン」。心が癒されたり、幸せな気分になると脳から分泌されます。例えば親子であったら子供の頭を撫でたり、夫婦や恋人だったらキスをしたり抱き合ったり、ペットを撫でるだけでも、このオキシトシンは分泌されます。このような “ふれあい・スキンシップ” があると、人は心から安心して癒されます。そして、相手を信頼し愛情が生まれ幸せな気分になるのです。「幸せ」という気持ちで満たされると、生きる活力や健やかな心、さらには健康な身体まで手に入れることができると言われています。心と身体はとても密接に関わっています。オキシトシンが分泌されることによって「幸せ体質」まで手に入れることができるなんて素晴らしいですよね。
現代社会は人と人とのつながりが希薄になっています。人々が常日頃からこのような “ふれあい・スキンシップ” をして信頼関係や絆を深めていれば、世の中から争いや悲しい事件も減るかもしれません。おおげさでも何でもなく、本当に世界は平和になるかもしれませんね。
幸せホルモン・オキシトシンとは
「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンは、脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンです。9種類のアミノ酸からできていて、中枢神経の中で情報を伝える「神経伝達物質」としての働きもあります。良好な人間関係が築けているときに分泌されるという特徴があり、オキシトシンがたくさん分泌されると、人は安心したり癒されたり、愛情が芽生えて幸せな気分になります。
女性の場合、オキシトシンは妊娠、出産、授乳などにも深く関わっており、分娩時にはオキシトシンの分泌によって子宮収縮を促して赤ちゃんを産道へ導くと言われています。出産の予定日を過ぎても陣痛が起きない場合、オキシトシンを陣痛促進剤として使うこともあります。この場合、副作用の心配もありますので、担当医の指導のもと少量ずつ使用しているようです。また、授乳に欠かせないのもまたオキシトシンです。オキシトシンが分泌されると、母乳をたくさん外へ押し出す作用があるのだそうです。

もちろんオキシトシンは女性だけのものではありません。男性にも分泌されます。愛情深く包容力のある男性はオキシトシンの分泌が多いのかもしれませんね。そして、オキシトシンには社交性を高めたり、人への信頼感を高めるといった効果もあるそう。こういった社会性が身についていなければ、社会に出てから人間関係や仕事がうまくいかなくなることもあります。社交的で人懐こく目上の人に可愛がられれば、良好なコミュニケーションをとることができ、仕事も成功に導いてくれるかもしれません。

最近では、自閉症や発達障害など「人間関係がうまくいかない精神障害」の治療薬・症状改善薬としても期待されているそうです。このようにお薬として使う場合は、点滴や注射を使用したり、医師に処方してもらえば錠剤もあります。最近では、オキシトシン入りのスプレー(鼻から吸い込むタイプ)なども通販で売られています。

万人受けするオキシトシンの効果・作用
まずはオキシトシンに期待できる効果を並べてみたいと思います。そしてこれらの効果が、私たちにどのような素晴らしい作用をもたらすのか、いくつか例をあげて見ていきましょう。
こんなにあるの?!オキシトシンの効果
- 幸せな気分になる
- 愛情深くなる
- 心が癒される
- 安心する
- 穏やかな気持ちになる
- ポジティブになる
- モチベーションを高める
- 心身ともに健康になる
- 長寿になれる
- 人間関係が良好になる
- 社交的になる
- 人への信頼感を高める
- 絆が深まる
- コミュニケーション力を高める
- ストレスを感じにくくなる
- 好奇心旺盛になる
- 記憶力が高まる
- 学習意欲が湧いてくる
- 母性本能を高める(女性のみ)
- 陣痛を促す(女性のみ)
- お乳の出を良くする(女性のみ)
- 血圧の上昇を抑える
- 心臓の働きを良くする
- 傷の治りを早くする
- 細胞分裂を盛んにする
- 免疫力を高める
- アンチエイジング
親御さん必見!子供が社交的になる!?
■関係するオキシトシンの効果
- 人間関係が良好になる
- 社交的になる
- 人への信頼感を高める
- 絆が深まる
- コミュニケーション力を高める
- 好奇心旺盛になる
最近の研究で、親子間のスキンシップが、親子関係だけでなく、その後の人間関係にも大きく影響を及ぼすことが分かってきました。親子間でスキンシップをすると、脳内でオキシトシンが分泌され、お互いに愛情が深まり強い信頼関係が築けるのだそうです。反抗期を迎える中学生になっても、強い絆で結ばれた親子関係は崩れることはなく、スキンシップをとっていた親子は72.3%が「親子関係は良好」と答え、スキンシップをまったくとっていない親子はわずか18.2%だったというデータもあります。特に大切なのは「だっこ」や「おんぶ」。母親に「だっこ」され包まれることで、子供は自分が受け入れられ大切にされていると感じ、オキシトシンがたくさん分泌されます。父親に「おんぶ」されると、父子が同じ目線になって子供の意識を外へ向かわせ社交性を身につける効果があると考えられているのです。小さな頃から社会性やコミュニケーション能力を身につけていれば、社会に出てからも良好な人間関係を築くことができ、恋愛や仕事でも成功へ導く可能性が高くなります。他者や物事への好奇心も旺盛で、人生を謳歌していくことに繋がるでしょう。
また、子供の頃から親子のスキンシップが取れていてオキシトシンが脳内で盛んに作られた子供は、成人してもストレスに強い脳をもっているというデータもあるのだそう。スキンシップによるオキシトシンの分泌が、ちょっとしたことでもくじけない強い精神力も養っていたなんて・・・オキシトシンのパワーは計り知れませんね。





奥さま必見!旦那がイクメンになる!?
■関係するオキシトシンの効果
- 幸せな気分になる
- 愛情深くなる
- 心が癒される
- 安心する
- 穏やかな気持ちになる
- 絆が深まる
- コミュニケーション力を高める
最近話題のイクメンパパ。子供に対して愛情深く接し、子育ても積極的に手伝ってくれるパパのことです。「旦那が育児をぜんぜん手伝ってくれないの!」そんな愚痴をこぼしている人は、旦那をイクメンに育てましょう。これは夫婦や恋人間でスキンシップを増やすのと同じ理屈で、旦那と子供がスキンシップをする機会を多く作るという戦法です。まずは、子供を「だっこ」させてみてください。ある実験で、男性に子供を「だっこ」させると、15分後からオキシトシンが盛んに分泌されるという結果が出ているのだそう。オキシトシンが分泌されれば、自然とスキンシップをしたい気分になり、子供とよく遊ぶようになってくれるのだとか。子供と触れ合えば、さらにオキシトシンが分泌されることになるので、言われなくても積極的に育児を手伝うイクメンが完成する、というわけですね。ここでポイントなのは、ようやく子供に興味を持ち始めた旦那に「ほら、育児って大変でしょ!」などというネガティブな発言をしてはいけないということです。「今日も子供の面倒たくさんみてくれてありがとね」「あなたのお陰で本当に助かってる」と誉めてあげてください。褒めてあげることで、オキシトシンの分泌はさらに増えていくのです。


浮気にブレーキ!彼氏や旦那が浮気できない身体に?
■関係するオキシトシンの効果
- 幸せな気分になる
- 愛情深くなる
- 心が癒される
- 安心する
- 穏やかな気持ちになる
- 絆が深まる
- コミュニケーション力を高める
実は、オキシトシンの分泌が多い男性ほど浮気をしない、ということが研究の結果明らかになっているそうです。パートナーのいる男性とフリーの男性、それぞれオキシトシンスプレーを鼻から吸い込んでもらい、その状態で魅力的な女性に接近してもらいます。男性は自分が「理想的」と思う距離で女性の接近を止めるという実験です。その距離を計測したところ、パートナーのいる男性の方が女性との距離を多くとるという結果に!男性の体内にあるオキシトシンが浮気心にブレーキをかけた、と考えられています。また、パートナーの写真と別の女性の写真を見せたときの脳の働きを調査した実験では、男性はパートナーの方を魅力的に感じ、脳が活発になることも分かっています。このように、オキシトシンの分泌が多い男性ほど、パートナーとの間に深い愛情や信頼、絆を感じていることが多く、パートナーを大切にしたいと考えてることが分かっているそうです。




オキシトシンで健康長寿に!
■関係するオキシトシンの効果
- 血圧の上昇を抑える
- 心臓の働きを良くする
- 傷の治りを早くする
- 細胞分裂を盛んにする
- 免疫力を高める
- アンチエイジング
オキシトシンが分泌されると自律神経が安定したり、内臓の働きが良くなったり、傷の治りが早いなど、全身の健康を促進する作用があるそうです。オキシトシンが不足していると不安感や喪失感に襲われ、自律神経が乱れて不眠やうつの原因となることも。よく老化防止には社交ダンスがいいという意見を聞きますが、これは身体を動かす以外にパートナーとの触れ合いがあるのでオキシトシンがたくさん分泌されるからなのだそうです。オキシトシンがたくさん分泌されることによって、穏やかな気分になり、「幸せ」という気持ちで満たされ、生きる活力や健やかな心、さらには健康な身体まで手に入れることができるのだそう。オキシトシンを分泌するとストレスを感じにくくなるのも重要なポイントです。ストレスは万病のもと。幸せホルモンでストレスを寄せつけない健康な心や身体を養いましょう。



幸せホルモンの分泌方法は?
では、具体的にどうやって「幸せホルモン」オキシトシンを増やせば良いのでしょうか?キーワードは「人とのふれあい」です。
恋人とできる方法
最もいいスキンシップは性行為です。セックスをしたときに愛情でいっぱいになり幸せな気分になるのは、オキシトシンが分泌されているからです。日常的にキスしたりハグをするのも効果的です。そこまでしなくても、ただ手を繋いだり腕を組んだりするだけでもOK。ただじーっと見つめ合うだけでもいいのです。恋人ですから、「一緒にいたい」「触りたい」と思うことは普通の感情ですよね。そう思ったときに、素直に感情を表して “ふれあい・スキンシップ” をたくさんしてオキシトシンを分泌させましょう。お互いの信頼関係や愛情を深め、より良好な関係を築くことができるようになるそうです。

家族とできる方法
基本的なことですが、家族で一緒に食事を摂ることはとても重要です。食事がおいしい、会話が弾むといったことだけでも、オキシトシンが分泌されるのだそうです。いわゆる家族団らんの時間をたくさん作るということですね。
子供が小さな頃は「だっこ」や「おんぶ」などで盛んにスキンシップがとれていても、子供が成長するにつれてなかなか密なスキンシップはとれなくなるもの。例えば子供が中学生くらいであったら、頭を撫でる、背中を擦ってあげる、手を握る、それだけでも十分です。嬉しいときや何かに成功したときにはハイタッチ!そんな習慣を付けてもいいかもしれませんね。

ママやパパが赤ちゃんにしてあげられる方法
ママやパパが赤ちゃんにしてあげられることは、まずは「抱きしめる」ということです。赤ちゃんはママやパパに抱きしめられることによって、自分が受け入れられ大切にされていると感じ、安らぎと共にオキシトシンが分泌されるのです。そして、赤ちゃんを抱っこするママやパパにもオキシトシンがたっぷり分泌するという相乗効果が生まれます。ベビーマッサージも赤ちゃんとのスキンシップをとることができる有効な方法です。ひきこもりやキレやすい子供の背景には、スキンシップ不足が指摘されることもあります。赤ちゃんの頃からスキンシップをたくさんとりたっぷり愛情を注いで育てられた子は、社交的でコミュニケーション能力も高くなると言われています。子供の未来のために、ママやパパはたくさんスキンシップをしてあげてくださいね。
ひとりでもできる方法
もちろんひとりでもオキシトシンを分泌することはできます。例えば、新しいことに挑戦する、オシャレをするなど、何かに興味をもつことでオキシトシンが分泌できることが分かっています。映画やドラマなどを見て感動することも有効です。感動したら思いきり泣いてみましょう。感情を表に出すことが大切なのです。その他にも「キレイ!」「素敵!」「可愛い!」などどんなことでも感動できる心をいつも持てるよう心がけてみましょう。そうすることで、ひとりでいてもオキシトシンを分泌できるようになります。
一番良いオキシトシンの分泌方法は、他人に親切にすることです。人に親切にして喜んでもらえると、自分も幸せな気持ちになるものです。「人に親切にすると、神様が見ていて、きっと自分にもいい事が起こるよ」と昔から言われていましたが、あながち嘘ではないかもしれませんね。

子供の未来のために…知っておいて欲しいこと
子供がすくすくと健康な身体や心に育ってもらうために、パパやママに知っておいて欲しいことがあります。
我が子を活発な子に育てるためには
先にも触れましたが、親子間のスキンシップがあるかないかで、子供の将来の人間関係にも大きく影響を及ぼすのだそうです。赤ちゃんの頃からたっぷりの愛情を注がれ、その後も親子でたくさんスキンシップをとってきた子供は、社交的になりコミュニケーション能力が高くなるといわれています。また、物事への興味や好奇心が旺盛な子供に育つので、勉強にも積極的に取り組み、何かに挑戦したりと活発な子供になるのだそう。そして、良好な人間関係を自ら築くことができるのだそうです。また、親子間のスキンシップだけでなく、小さな頃から多くの人と接しスキンシップをとることも大切です。たくさんの人に抱っこしてもらってください。そうすることで、他人に恐怖心を抱くことなく、人を信じ愛することができる子に育つと言われています。
江戸時代の子育ての極意から学ぶ
江戸時代の話になりますが、子育てには『三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理(ことわり)十五で末決まる』という教えがあったそうです。この『三つ心』とは「3歳までに愛情深く子供に接し、人に対する信頼感を植え付け、心の大切さを理解させましょう。人に対する信頼感や安心感は人間にとって基本です。子供は親であるあなたの姿を見本にして成長します。だからこそ愛情をたっぷり注いでお手本となるよう生きましょう」という意味なのだそうです。つまり「3歳までに家庭で心の基礎を作りなさい」ということ。2001年の世界子供白書によると、子供は3歳までに脳の発達がほぼ完了するとされ、この時期に親子間や周りの多くの人と接した経験が、子供の脳の発達に大きく影響することになるのだそうです。 ちなみに『六つ躾』は6歳までに挨拶やお箸の持ち方を、『九つ言葉』は9歳までに他人への口の利き方を覚え、『文十二』は12歳までに人に伝わる文章を書けるように、『十五理(じゅうごことわり)』は15歳までに世の中の森羅万象(あらゆる現象)を理解できるようになりましょう、という意味なのだそうです。最後に『末決まる』と結ばれていますが、これは「これらがちゃんとできるかできないかで、その子の後の人生が決まりますよ」ということなのだとか。現代のように科学によって研究が進んでいる時代ではないので、江戸時代の人は感覚的にこのようなことを実感していたのかもしれませんね。子育ての極意として『三つ心、六つ躾、九つ言葉、文十二、理(ことわり)十五で末決まる』、現代でも十分に役立つ教えです。
オキシトシンに関するQ&A
オキシトシンに関する謎や疑問に回答します。
オキシトシンスプレーは効果ありますか?
オキシトシン入りのスプレー(鼻から吸い込むタイプ)は通販などで売られています。国内では購入できないので個人輸入で手に入れることができます。その効果は魅力的ではありますが、効果や安全性については実証されておらず、まだまだ怪しい部分も否めません。このようなアイテムに頼る前に、まずはふれあいやスキンシップをしてみる方がよっぽど効果的なのではないでしょうか。
オキシトシンは食べもので摂取できますか?
残念なことに、食べもので摂取することはできません。仮に含まれていたとしても9個のアミノ酸で形成されたホルモンなので、小腸で吸収するときに分解されてしまいます。分解されてしまうとオキシトシンとは別の物質になってしまい、オキシトシンを含む食べものをどんなに摂取しても、体内のオキシトシンを増やすことはできないのです。でも、家族や恋人と食事を共にすることで、オキシトシンは分泌できます。「美味しい」「楽しい」このような気持ちを共有することがオキシトシン分泌に効果的なのだそうです。
プロラクチンとオキシトシンの違いは?
同じ脳下垂体で分泌される女性ホルモンの一種としてプロラクチンというホルモンがありますが、プロラクチンはオキシトシンとは別物です。プロラクチンとオキシトシンは働きも似ていて、どちらも授乳に関係していますが、少しだけ違いがあります。プロラクチンは母乳の分泌を促す作用があり、オキシトシンは作られた母乳を外へ押し出す働きをしているのです。プロラクチンとオキシトシンの相乗効果で、お乳がたくさん出るようになるのですね。また、プロラクチンは産後の母体の回復を早めてくれる作用もあります。産後のママの身体を早く回復させ、子育てに取り組める身体を作っているのです。「産後の身体を早く回復させるには、赤ちゃんに母乳を飲ませた方がいい」と言われているのはこのためです。
もうひとつの「幸せホルモン」セロトニンとオキシトシンは何が違うの?
オキシトシンを「幸せホルモン」と紹介してきましたが、もうひとつ「幸せホルモン」と呼ばれるホルモンがあります。それはセロトニンです。どちらも幸福感をもたらす作用のあるホルモンですが、幸せの感じ方に微妙な違いがあります。分かりやすく説明すると、セロトニンは「自分が幸せを感じるためのホルモン」、オキシトシンは「自分が感じた幸福感を他人にも分け与えたいという欲求を生むホルモン」です。
愛情を与えることで幸せになれる
人はひとりでは生きていけません。家族や夫婦、恋人、友人と共に助け合って生きていくものです。愛情を与え合い、相手を思いやり、たくさんの絆を作りながら生きています。このような良好な関係を築くことができると自然と “ふれあい・スキンシップ” が生まれ、オキシトシンがたくさん分泌されるようになります。オキシトシンが分泌されると、自分も幸せになるだけでなく、周りも幸せにしたいと思うようになります。このように、人が人に愛情を与え合っていくことで「幸せの連鎖」になるのです。毎日イライラしたり憂鬱な気持ちで過ごしている人は、今日から周りの人に思いやりをもって接してみましょう。愛する家族や恋人に幸せを分け与える努力をしてみましょう。きっと「幸せホルモン」オキシトシンが「幸せの連鎖」を生み、自分も周りも幸福感でいっぱいに満たしてくれることでしょう。