バイアグラの効果時間はどのくらい？3大ED治療薬徹底比較！

ED治療薬はバイアグラだけじゃない

ED治療薬といえばバイアグラ！…ですが、実は他にも種類があるのはご存知でしたか？

効果や注意点、持続時間が違うので、もしかしたらバイアグラよりも他の薬の方が自分にぴったり！という可能性もありますよ。

今回は3大ED治療薬であるバイアグラ・レビトラ・シアリスの効果時間や副作用を徹底比較！

それぞれの特徴を知って自分にあったED治療薬を選びましょう。

 3大ED治療薬の効果時間比較

 

 

バイアグラの効果時間に関する口コミ

 

レビトラの効果時間に関する口コミ

 

 

シアリスの効果時間に関する口コミ

 

  

口コミから分かった事

◆効果時間が長いED治療薬ランキング

1. シアリス
2. レビトラ
3. バイアグラ

口コミを調べた結果、効果時間が1番長いのはシアリス。表からも分かるとおりダントツで効果時間が長いです！

シアリスは夜飲んで次の日の朝になっても効果が持続しているということで、休みの前の日や彼女とのお泊りの時に使用している人が多いようですね。

また、効果時間が長いからこそ時間を気にして焦らずにゆっくりSEXできるという声も多かったです。

◆即効性ランキング

1. レビトラ
2. バイアグラ
3. シアリス

次に、即効性を求めるならレビトラが1番です。効き始めるまでの時間が早い分、ピーク時間になるまでの時間も早いので即効性があります。

表で見る限りバイアグラとそんなに大差ない感じですが、実際に口コミを見てもレビトラの方がすぐ効く！という声が多かったです。

また、即効性があるけど効果時間もそこそこ長いということで使い勝手の良さから愛用している人が多い印象です。

 

3大ED治療薬の特徴と選び方

バイアグラ

バイアグラの有効成分はシルデナフィル。海外では100mgまで認可されていますが、日本では50mgまでしか認可されていません。

バイアグラの特徴はレビトラほどではありませんが、早く効くこと。また、ペニスの勃起度に関しては1番満足度が高いと感じる人が多いようです。

世界で初めて作られたED治療薬で、みなさんご存知のとおり知名度もかなり高いので安心感がある治療薬といえます。

バイアグラの1番のデメリットは、食事との相性が悪いこと。服用前に食事をしてしまうと効果が半減してしまいます。

 

レビトラ

レビトラの有効成分はバルデナフィル。バイアグラと比べて容量が細かく分けられているため自分の体に合わせた容量を選ぶことができます。

バイアグラの50mgと比べるとレビトラの20mgは効果がなさそうですがそんなことはなく、レビトラ20mgのほうが強く作用しやすいため副作用も出やすくなっています。

レビトラは水に溶けやすい性質があるため、即効性があるのが1番の特徴です。

また、レビトラはバイアグラに比べて食事の影響を受けにくいですが、何も考えずにおなかいっぱい食べてしまうのはNG！

◆レビトラの食事の条件

• 700kcal以内
• 脂質の割合は30％以内

つまり、高カロリー・高脂肪のものは控え、そばや魚などの脂っこくないものを腹7分目程度に抑えるのがベストです。

 

シアリス

シアリスの有効成分はタダラフィル。10mgでも丸1日、20mgだと最大で1日半もの間続く効果が特徴です。

シアリスはその効果時間の長さから、海外では金曜の夜飲めば日曜の朝まで効くとして「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。

また、作用時間が長い分副作用が出にくいけれど勃起力もマイルドになるといった特徴もあります。

シアリスも食事の影響は受けにくいですが、服用する時はやはり空腹時が1番効果的です。

◆シアリスの食事の条件

• 800kcal以内

シアリスに関しては特に脂肪分の制限はないようですが、なるべく効果を期待したいなら脂っこいものは避けるのが無難でしょう。

 

何を重視して選ぶかがポイント

3種類のなかから自分にぴったりの薬を選ぶポイントは、

• 自分の性生活にあわせる
  
• どの効果を重視したいか
  

の2つです。

自分の性生活に合わせるというのは、SEXの頻度や時間が決まっているのか、それとも不定期なのかで使い分けるということです。

例えば夫婦でや子作りが目的などで、夜だいたい何時頃からというのがお決まりになっているのであれば、SEXまでの時間が計算できるためバイアグラやレビトラがおすすめです。

カップルでデートするけどいつするかタイミングがわからない、お泊りをするといった場合はシアリスがおすすめになります。

あとは、使いやすさや即効性などそれぞれの特徴の中で何を1番重視するのかというのも大切です。

 

ED治療薬の効果的な飲み方

せっかくのED治療薬、正しく服用して最大限の効果を得たいですよね。

ED治療薬の基本的な飲み方を5つのポイントに分けてご紹介します！

水か白湯で飲むこと

ED治療薬は、基本的には水か白湯で服用するのがベストです。

水がない時はお茶やアルコール、清涼飲料水でも可能ですが、一緒に服用するには注意が必要なものもあります。

例えば、牛乳などの乳製品はNGです。乳製品に含まれる脂肪分が薬の吸収を妨げてしまうからです。また、グレープフルーツジュースは有効成分の血中濃度を高める作用があるため、控えたほうがいいでしょう。

このようにお茶やアルコールでもOKとはいえ、自分では考えてもみなかった成分に反応するということも考えられるため水か白湯で服用するのが1番安心でしょう。

 

少量からスタートする

ED治療薬には種類によってもさまざまな容量がありますが、いきなり最大容量からスタートするのはNG！

容量が大きい方がすごい効果が出るとは限りません。

薬によって副作用が強く出やすいものや、効果が出やすい・出にくいなど自分の体に合わない可能性もあります。

バイアグラは50mgでも効果がないけどレビトラなら20mgでも効果があった、という方やバイアグラやレビトラでは副作用が強すぎてシアリスが1番あっていたという方などどの薬が体に合うのかは人それぞれ。

まずは少量からスタートし、物足りない場合はお医者さんに相談して少しずつ容量を増やすようにしましょう。

空腹時の方が効果的

ED治療薬の効果を最大限に得たいならここがポイント！薬の吸収率がいい空腹時に服用するのが効果的です！

食事に影響を受けやすいバイアグラはもちろんですが、影響を受けにくいレビトラやシアリスであっても空腹時に服用するのがベスト。

まったく影響を受けないわけではなく、受けづらいというだけで空腹時の方が吸収率がアップするのは確かだそうです。

食事の前に服用して体に吸収させてしまえば食事をしてもOKです。

 

服用には24時間以上空ける事

ED治療薬は24時間以上間隔を開ければ、毎日服用しても問題ありません。

3種類それぞれ効果時間は違いますが、この24時間以上というのはどの治療薬でも同じです。

ED治療薬はそもそも狭心症や高血圧など別の病気のために開発された薬であり、1日に何度も服用するのは体に負担をかけてしまいます。

毎日飲むのは大丈夫ですが、必ず24時間以上経ってから服用するようにしましょう。

 

少量のお酒で効果アップ

ED治療薬はお酒との併用は◯です。むしろ、適量ならば勃起の手伝いをしてくれるため相乗効果が望めます。

 ED治療薬の副作用・禁忌薬

ED治療薬は男性の自信を取り戻すための夢のような薬ですが、いいことばかりではありません。

やはり医薬品のため副作用などのリスクもつきものです。

持病や飲んでいる薬によっては服用してはいけない場合もあるんです。

ED治療薬の危険な部分も理解して服用を考えましょう。

バイアグラ

副作用

• 顔の火照り
• 目の充血
• 頭痛
• 動悸
• 鼻詰まり
• 血圧の低下

バイアグラでもっとも多い副作用は、血管拡張作用による顔の火照りや目の充血です。

これらの副作用は服用した人の約9割に出るといわれており、お酒を飲んだ時のような顔の火照りや軽い頭痛であることがほとんどです。

効果時間内に収まるようであれば特に心配はいらず、バイアグラが効いてきた合図ぐらいに考えてOKだそうです。

詳しい副作用の症状についてはこちらをご覧ください。

参照サイト： 浜松第一クリニックより「バイアグラ添付文書」 

禁忌薬

• 塩酸アミオダロン製剤
• 硝酸剤
• 慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬

バイアグラはもともと狭心症の薬として開発されたため、血圧を下げる作用があります。

そのため、硝酸剤などの血圧を下げる薬と併用してしまうと過度に血圧が下がり危険な状態になってしまいます。

バイアグラには上記に挙げた他にもたくさんの併用禁止薬がありますので、詳しい薬の名前などはこちらでご確認ください。

参照サイト： 浜松第一クリニック「バイアグラの併用禁忌」 

バイアグラを服用できない人

• バイアグラを服用してかゆみや発疹が出たことがある
• 重度の肝機能障害がある
• 低血圧・もしくは治療していない高血圧
• 心臓病など性行為ができない状態である
• 未成年（既婚者を除く）

バイアグラは禁忌薬を服用している人はもちろん、他にも服用してはいけない人がいます。

バイアグラには有効成分シルデナフィルの他に添加物も入っていますが、それに過剰反応をおこすとかゆみや発心といったアレルギー症状が出ます。

また、バイアグラの臨床試験は成人を対象としており、未成年だと安全性が確認されていないため未成年には処方できないようです。

バイアグラを服用できない人についての詳細はこちらでご確認ください。

参照サイト：浜松第一クリニック「バイアグラを処方できない方」

レビトラ

副作用

•  顔の火照り
• 目の充血
• 頭痛
• 動悸
• 鼻づまり
• 胸焼け

レビトラもバイアグラと同じく、顔の火照りや頭痛といった症状が9割以上の方に現れるとされています。

副作用の出方には個人差がありますが、軽い顔の火照りや目の充血であれば特に気にする必要はありません。

もし副作用が辛いようであれば他の治療薬に変更したり、頭痛であれば頭痛薬と併用するなどの対応が可能です。

レビトラの副作用の詳細はこちらをご確認ください。

参照サイト：浜松第一クリニック「レビトラ添付文書」 

禁忌薬

• 硝酸剤
• HIV治療薬
• 内服の抗真菌薬（水虫など）
• 抗不整脈薬
• 慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬

レビトラの禁忌薬で特徴的なのは、HIVの治療などで使われる抗ウイルス薬と水虫などの治療で使われる内服の抗真菌薬です。

これらの薬は、レビトラの血中濃度を上げて過剰な効果や副作用が出る可能性があるため禁忌薬になっています。

その他にもたくさんの禁忌薬があるため、詳細はこちらでご確認ください。

参照サイト：浜松第一クリニック「レビトラの併用禁忌薬」

レビトラを服用できない人

• レビトラを服用してアレルギー症状が出たことがある
• 先天的に不整脈がある・抗不整脈薬を服用している
• 重度の肝機能障害がある
• 女性
• 未成年（既婚者を除く）

レビトラも禁忌薬を服用している人はもちろん服用できません。

レビトラの服用できない人で特徴的なのは女性です。

最近海外では女性用バイアグラなどが発売され、女性の不感症治療などに使われていますがレビトラにそのような効果があるかは確認されていません。

やはり男性用に作られた薬なので、女性には適性がないとされています。

他にも服用できない例がありますので、詳しくはこちらをご確認ください。

参照サイト：浜松第一クリニック「レビトラを処方できない方」

シアリス

副作用

• 頭痛
• 顔の火照り
• 消化不良

シアリスはバイアグラやレビトラと比べて副作用が出にくく、3割前後の人に副作用が出るとされています。

シアリスでもっとも多く報告されている副作用は頭痛で、バイアグラなどに比べると火照りや目の充血は出にくいようです。

シアリスの副作用について詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。

参照サイト：浜松第一クリニック「シアリス添付文書」 

禁忌薬

• 硝酸剤
• 慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬

シアリスは他の2種類に比べると禁忌薬も少なめ。

どちらも過度に血圧を下げて低血圧を引き起こす可能性があるため禁忌薬となっています。

シアリスの禁忌薬の種類の詳細はこちらをご覧ください。

参照サイト： シアリスの併用禁忌薬 

シアリスを服用できない人

• シアリスを服用してアレルギー症状を起こしたことがある
• 心臓病などで性行為ができない
• 低血圧もしくは治療をしていない高血圧
• 治療で管理されていない不整脈
• 肝機能障害がある
• 未成年（既婚者を除く）

シアリスもバイアグラと同じように禁忌薬を使用している場合は服用できません。

現在病気や服用している薬がある場合は必ず名前を控えて、病院で医師に確認することをおすすめします。

シアリスを服用できない人の詳細はこちらをご確認ください。

参照サイト：浜松第一クリニック「シアリスを処方できない方」

それぞれのジェネリック薬

ED治療薬は３種類ですが、それぞれにジェネリック薬が存在しています。

それぞれのジェネリック薬の中でも人気の商品もチェックしてみましょう。

ジェネリック薬とは

バイアグラやレビトラ、シアリスのようにオリジナルで作られた薬品を「先発医薬品」、先発医薬品の特許が切れた後に同じ有効成分を用いて作られた医薬品をジェネリック薬（後発医薬品）といいます。

ジェネリック医薬品と先発 医 薬 品とは、有効性や安全性につ
いて基本的に違いはありません。ジェネリック医薬品は、先発医
薬品と異なる添加剤を使用する場合が多くありますが、先発医薬
品が上市後に添加剤を変更する場合と同様に、添加剤の違いに
よって有効性・安全性に違いが生じないことを確認しています。

Source: 厚生労働省「ジェネリック医薬品Q&A」

 

 

バイアグラ系ジェネリック薬

どれもバイアグラの有効成分シルデナフィルが配合されています。

そのため副作用や禁忌薬についてもバイアグラと同じと考えていいでしょう。（詳しく知りたい方はこちら：浜松第一クリニック「バイアグラ添付文書」）

効果時間もバイアグラと同じく5時間ほどとされていますが、チュアブルタイプやゼリータイプは元のバイアグラの錠剤タイプとは大きく異なるため、体内への吸収速度などが違うことが考えられます。

そのために、バイアグラとまったく同じ効果があるとはいえず、多少の効果や時間の違いはあるとされています。

レビトラ系ジェネリック薬

今回紹介したレビトラのジェネリックはすべてインドの製薬会社で作られています。

レビトラの有効成分バルデナフィルが含まれており、副作用や禁忌薬についてはレビトラと同様です。（詳しく知りたい方はこちら：浜松町第一クリニック「レビトラ添付文書」）

効果時間もレビトラと同様に20mgで最大10時間の効果があると考えられます。
しかし、バリフのゼリータイプのように体内へ吸収させる方法が大きく違うと、効果や効き始めるまでの時間などがやはり異なってくる可能性もあります。

シアリス系ジェネリック薬

シアリスのジェネリックもすべてインド製。有効成分はシアリスと同じくタダラフィルです。

有効成分が同じのため、副作用や禁忌薬もシアリスと同じと考えられます。（詳しく知りたい方はこちら：浜松第一クリニック「シアリス添付文書」）

効果時間もシアリスと同じく20mgで最大36時間の効果が期待できます。

バイアグラやレビトラのジェネリックと同じく、製剤が違う分吸収速度などが違ってくるため、多少の効果の違いはあるでしょう。

注意！ED治療薬のジェネリック薬は本来存在しない！？

今まで3大治療薬のジェネリック薬を紹介してきましたが、実はバイアグラ以外はまだ特許が満了していないので、本来はレビトラやシアリスのジェネリックは存在しません。

インドの特許法が違っていたために国際的な特許が満了していなくてもジェネリック医薬品が作られていたため、きちんと認可されたジェネリック医薬品ではないのです。

今回紹介したのはすべて個人輸入が必要な認可されていないジェネリック薬。偽物での健康被害なども多く、日本では認可されていないため何があっても自己責任となります。

ED治療薬のジェネリックを使用したいときは、価格の安さだけでなくそういった点もよく考えてから購入するようにしましょう。

 

自分に合った治療薬を選ぼう

今回は、バイアグラをはじめとする3大ED治療薬の効果時間や特徴についてご紹介してきました。

バイアグラは5時間、レビトラは最大10時間、シアリスは最大36時間とそれぞれ効果時間が違いましたね。

また、食事の影響のしやすさや即効性など、自分が求める条件で好みのものを選ぶことができます。

服用するのに大切な副作用や禁忌薬、ジェネリックの知識も踏まえて自分にぴったりのED治療薬を選びましょう！